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オフィス事情はコロナで変化するか

サテライトオフィス最近の動き

新型コロナの感染症は、多くの企業にテレワークを導入させ、働くあり方を考えさせています。

オフィスのあり方も、今までとは違う形態が模索されているようです。

こうした中、サテライトオフィスを開設する動きが静岡県内でも活発になっているようです。

サテライトオフィスとは

サテライトオフィスとは、企業の本社・本拠地から離れた場所に設置されたオフィスのことを言っています。

本社の“サテライト=衛星”のように存在することから、このように名付けられています。

サテライトオフィスと支店や支社との違いは、用途によって違いますが、より小規模な営業所を指す場合が多いようです。

分類は、「都市型」「郊外型」「地方型」の3つに大別されるようです。

「都市型」は、主に外回りの営業が帰社せずとも仕事ができるように主要拠点に置かれる型を言っています。

「郊外型」は、ベッドタウンに置かれ、通勤時間の短縮や介護・育児との両立が目的となる型になります。

「地方型」は、地方自治体が誘致を行う場合もあり、二地域就業による雇用の促進、自然に囲まれた環境で人間らしい生活の実現などが期待される型になります。

いずれも、オフィス削減によるコスト抑制効果が期待されます。

静岡県の動き

静岡県東部でシェアオフィスを手掛ける事業者は、首都圏の企業から多くの問い合わせがあるとのことです。

また、首都圏の企業を県内に呼び込む動きも広がっています。

藤枝市では8月に都内のIT企業がサテライトオフィスを開設することが決定しました。

産業革新や雇用創出を目指す自治体とコロナ禍で本社機能を分散化したい企業側の考えが一致した結果です。

静岡市でも、首都圏企業向けに「お試しテレワーク体験事業」を展開し、複数の企業がサテライトオフィス開設に前向きだということです。

また、浜松市も企業向けオフィスを増やす意向を示しています。

静岡県は、首都圏からのアクセスも良く、自然環境も優れているので、サテライトオフィス開設と同時に地方移住の受け皿として期待されるものと考えています。

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