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裾野市に「AI実証都市構想」発表! “夢の世界が実現する・・”

裾野AI都市静岡県東部地域情報

 

トヨタ自動車は、17日アメリカのラスベガスでの発表会で、静岡県裾野市に広さ70万平方メートル余りのAI実証都市を建設すると発表しました。

 

構想の概要

トヨタ自動車の豊田章男社長の発表によると、静岡県裾野市内にある閉鎖予定の工場の跡地に、広さ70万平方メートル余りの実証都市を建設するということです。

プロジェクトの詳細はまだ決まっていないということですが、工事は来年着工し、公募などによって最終的に2000人余りの住民が暮らす予定だということです。

実証都市では日常の生活の中で自動運転車やAIに関する実験を行い、新しい技術やサービスの開発を進めるということです。

豊田社長は「この実証構想は、すべての人に役立つプロジェクトだ」と述べ、意義を強調しています。

令和の時代の幕開けと共に、「夢の世界」の構想がここ地元の裾野市で展開されることに大いに期待しています。

 

裾野市の概要

裾野市は、静岡県の東、富士山のふもとに広がり、東には箱根外輪山、西には愛鷹連山と豊かな自然に囲まれた場所に位置しています。

人口は51,000人余、面積は138.12平方キロメートル。気候は温暖で、豊かな自然と産業が調和した市です。

また、「健康文化都市」宣言をし、誰もが健康で、人と自然のふれあいを大切にして、豊かな裾野の文化を作り続けることを目指しています。

何といっても、裾野まで広がる雄大な富士山の眺望は自慢に値します。

美しい稜線、優雅で、気品に満ちた四季折々の富士山を見ながらの日々が送れます

 

裾野市長のコメント(全文)

トヨタ「コネクティッド・シティ」プロジェクトにおいて、当市に、あらゆるモノやサービスがつながる実証都市「コネクティッド・シティ」が展開されるとの報に接し、歓迎の意を表します。

トヨタ自動車様は、昭和41年に当市に車両やエンジンの新技術の研究・開発を担う東富士研究所を開設して以来、53年の長きにわたり地域社会の一員として裾野市の発展とともに歩んできたパートナーです。今回、世界でも類を見ない実証都市を当市に計画されることは、この関係を更に深めることとなり、意義深いことでもあります。

私は、今後確実に進んでいく技術革新に伴う社会あるいは生活の大きな変化に対応できるまちづくりを、この裾野市で展開したいと常々考えてまいりました。

目指すまちづくりを実現するためには、地域や企業の皆様、国・県等の関係機関、大学等の学術分野等との協働・連携が必要であると考えています。

今回のプロジェクトはこの考えに合致するものであり、今後、県や関係機関の協力を得ながら、トヨタ自動車株式会社様と目指す新たなまちづくりの実現に向けて最大限の努力をしてまいります。

すでにデジタルやテクノロジーによって、当市の課題解決のみならず、全国の地方都市が抱える課題解決の先導的なモデルとなることを目指す「次世代型近未来都市構想」の策定作業に入っています。

トヨタ「コネクティッド・シティ」プロジェクトと連携しながら、その成果を広く市内全域に波及させることにより、当市の発展の大きな契機としてまいります。

令和時代の新春にふさわしい構想が発表されたことを大いに歓迎し、裾野市のみならず、静岡県、そして日本全体に弾みをつける本プロジェクトとともに新しいまちづくりを進めてまいります。

 

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