平成30年度における静岡県への移住者数は1,291人となり、前年度に比べ約1.2倍に増加しています。
また、移住に関する相談件数は9,981件で対前年比1.1倍となりました。
市町別に見ると、首都圏からのアクセスが良く、住宅取得助成などに積極的な富士市や三島市、沼津市等の静岡県東部地域が上位を占めています。
属性が把握できた移住者の年代を見ると、20代から40代までの子育て世帯等が全体の約8割を占めています。
静岡県への移住状況
●移住者・相談件数の概要
区分 | H27 | H28 | H29 | H30 |
移住者数 | 393人 | 787人 | 1,070人 | 1,291人 |
移住相談件数 | 3,046件 | 5,755件 | 8,843件 | 9,981件 |
●県外から移住の多い市町
順位 | 市町名 | 移住者数 | 主な施策 |
1 | 富士市 | 95人 | 若者世帯定住支援奨励金(住宅助成) |
2 | 三島市 | 91人 | 住むなら三島移住サポート事業(住宅助成) |
3 | 沼津市 | 86人 | 若者世帯住宅取得促進事業(住宅助成) |
4 | 藤枝市 | 75人 | 子育てファミリー移住促進事業(住宅助成) |
5 | 富士宮市 | 61人 | 移住・定住奨励金(住宅助成) |
静岡県東部は移住者に人気
静岡県東部の10市4町の移住者、相談件数ともに増えています。
静岡県東部地域は、静岡県の中でも移住先としてもともと人気が高い地域でしたが、県内の上位を占めて他地域を上回る結果になりました。
一方で、人口移動による若い世代の首都圏への転出超過が顕著であることも事実です。
今後は、観光客向けのPRやお盆・年末年始に合わせたUターン促進事業などに取り組む方針を重要です。
静岡県東部地域への移住者増のために、微力ながら当不動産も頑張っていきたいと思っています。
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