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新型コロナで「特殊清掃」も拡大

特殊清掃 最近の動き

「特殊清掃」は、清掃業の一形態ですが、事件、事故といった現場や孤立死等の発見が遅れた室内の消臭消毒復旧作業をいっています。

ここにきて、死亡確認後、新型コロナの陽性が判明するケースもあるので、作業従事者の安全を図り、かつ、清掃後の室内や遺品の無菌状態を確保するコロナ除染作業も求められています。

特殊清掃の専門業者

この分野で先頭を走っている業者のひとつが、(社)日本特殊清掃隊と言われています。

同法人は、「孤立死現場の清掃作業」の他、「火災現場」「水害被害現場」「犬屋敷、猫屋敷、ゴミ屋敷となった部屋」の清掃消毒清掃などの業務を実施しています。

実施するに当たり、一定の清掃基準を明確に設けているそうです。

汚れ、それに伴う臭気を数値化して、客観的な判断で清掃結果を定量的に判定できる清掃基準と料金体系を確立しているということです。

現場の状況で、清掃だけで原状回復が見込めない場合は、改修工事や解体まで、オーナーに提案できる体制が作り上げられているということです。

新型コロナの除染作業

新型コロナの感染拡大が続き、賃貸物件のオーナーからは新型コロナの除染作業に関する相談や引き合いが殺到しているということです。

今後、賃貸物件は新型コロナ除染作業も含めて行う特殊清掃業者と提携することも必要になってくるかもしれません。

少子高齢化が進む日本で、賃貸住宅への高齢者入居は回避できない状況です。

孤立死には、保険や見守りサービスの加入で対応すべきかもしれません。

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