三島市内の地域公共交通がコロナ禍の影響もあって、利用者が減少し、現状の交通網を維持することが困難となっているといいます。
事業者は人口減少社会を見据えて、将来に備えていましたが、突然の利用客の大幅な減少に直面し、このままの状況が続くと地域公共交通の存続に影響を及ぼしかねない状況になっています。
地域公共交通の必要性は?
「学校に行く」「病院に行く」「買い物にいく」といったように、人がどこかで目的を達するにはネットの利用が増加してきましたが大部分は移動で成り立ちます。
地域の人々の移動が活発になれば街は活性化し、魅力の向上になっていきますが、反対に停滞してしまうと、街全体が衰退していきます。
そうした流れを作る地域公共交通は人間で例えると血液のような重要な役割を担っていると言えます。
地域公共交通は年々利用者が減少しており、特にバス事業に関しては採算が取れない路線について、経営のため運行本数を減らし、経費の削減を図らざるを得ない状況になっています。
地域の将来を考え、「自家用車」と「地域公共交通」の使い方を考える時期にきているのかもしれません。
デジタルサイネージや経路検索アプリ
伊豆半島の玄関口になる三島駅にバスへの乗り換えを便利にするため、デジタルサイネージ(電子看板)を設置されました。
バス停にサイネージの案内と連動したカラーリングを施し、バスが、いつ、何番乗り場から発車するのかがわかりやすくなりました。
また、目的地への経路検索アプリが、「ジョルダン乗換案内・NAVITIME」に加え、新たに「グーグルマップ」、「Yahoo !乗換案内」、「駅すぱあと」に対応し便利になりました。
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