コロナ禍でテレワークが新たな働き方として定着してきました。
テレワークが主になってくると、働く場所は自宅またはセカンドハウスなどになってきます。
そこで、脚光を浴びてきたのが熱海の中古マンションです。
熱海の中古マンション
現在の売れ筋は、1LDKや2LDKで、70~80㎡程度の温泉付きリゾートマンションということです。
価格帯は2,000万円~3,000万円が中心だということです。
テレワークに必要なインターネットの通信環境が悪い地域は、やはり敬遠されるようです。
現在の低金利も追い風で、「ローンを組みたい」という相談も増えているということです。
熱海は、新幹線も留まり、東京まで約40分という交通の利便性もあります。
さらに熱海は温泉地で、山が海岸まで迫った傾斜地のため相模湾の眺望といった景観も楽しめる場所でもあります。
テレワークに対応したセカンドハウス
購入者の多くは、50~60歳代が中心で都内に拠点を持ちつつ、セカンドハウスを求める人が多いようです。
休暇での利用が多かった従来の別荘と違って、テレワークという働き方に対応した平日も含めて長く滞在する生活パターンの一貫のようです。
熱海市では、セカンドハウスということで移住につながっていないことが課題のようです。
しかし、この現象が過度期だと前向きにとらえて、将来の人口増につなげたい希望を持っているようです。
熱海市では、通信環境を整備して、サテライトオフィスやベンチャー企業などの誘致に取り組んでいくということです。
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