高齢になると賃貸住宅が借りにくくなる状況です。
特に、身寄りのない単身者は借りるのが大変ということです。
ただ、若い借り手にはない良さもたくさんあります。
大事に使ってくれる、長く住んでくれる、人気のない1階でもOKなどなど、若い人とは違う良い面もあります。
東京では、高齢者専門の仲介業者も登場しているようです。
増える空室への対策
賃貸住宅は、人口減少の中で空室も増え続けており、この空室対策は最も重要な事項です。
空室状態であっても、高齢者が亡くなった場合のことを考えると積極的になれないのが現状です。
しかし、今後の日本は超高齢化社会にますますなっていきますし、この4月より導入された「特定技能」制度で外国人労働者が増えていくことが予想されます。
高齢者や外国人労働者を対象にした賃貸経営に門戸を広げると、空室対策も解決できるかもしれません。
見守り保険などで対応
孤立死対策として、賃貸住宅に見守りサービスや保険を付けることで対応できるといいます。
家賃保証については、賃貸借契約時に家賃保証を受けるサービスもあります。
近年は、連帯保証人よりも家賃保証会社の利用を求める方式が増えています。
日本賃貸住宅管理協会の17年度調査では、全体の66%がこの方式を利用しているということです。
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