伊豆市では、高齢化の進展にともなって空き家が増えています。
ところが、「空き家バンク」に登録されたのは2019年~2020年9月で19軒にとどまっています。
伊豆市によりますと、「モノが多すぎて片付けの段階で足踏みしてしまうケースが多い」ということです。
空き家になった時点で、売買や賃貸を考えても、残された大量の荷物を片付けるのは頭の痛いことです。
空き家のまま放置すると
空き家をそのまま放置すると地域の環境悪化につながっていきます。
しかし、空き家になった家を片付けるのは大変な苦労を強いられます。
片付けへの負担感を軽減して、賃貸や売却に踏み切りやすくしていって、空き家のまま放置されないように対応したものです。
空き家となった中古物件の内覧に行った時、家の中の家財道具が片付けられないままになっている物件がありますが、良い印象を持たれることはありません。
その結果、そのまま売却できずに長期間そのままになっていくケースが多いです。
「空き家バンク」への登録で補助金
伊豆市では、空き家の貸し出しや売却を考えている所有者に対し、家財道具の処分や清掃にかかる費用の半額を助成する制度を設けることにしました。
空き家の有効活用につなげていくことを目的にしています。
賃貸借や売買を希望する人をつなぐ市の「空き家バンク」への登録予定がある所有者が対象です。
補助金は、最大10万円が支給されます。
2020年度、21年度でそれぞれ5件の利用を見込んでいます。
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