都会等から移住を考えている方の最大の悩みの一つは、仕事の選択だと思います。
この問題を解決できなければ、「地方移住」を考えてもなかなか実行が難しいと思います。
しかし、「仕事を変えずに地方移住が可能な地域」こそ、この静岡県東部地域なのです。
三島市等の静岡県東部地域
都会の人から見ると、静岡県はかなりの遠方という感じでしょうが、実はそうでもないんです。
実際、この地域から都会に通勤・通学している方は相当数いらっしゃいます。
通勤は、ほとんどが新幹線通勤ですが、JR三島駅が乗車駅です。
これを、サポートしているのが、三島駅北口に広がる何千台もの月極駐車場や三島市の駐輪場と三島駅始発の上り新幹線こだま号です。
自宅から三島駅まで、徒歩、自転車、バス等で移動されている方もいますが、自家用車で移動されている方もかなりの数で、そういう方が利用しているのが、三島駅北口に広がる月極駐車場です。
それと、もうひとつのありがたい話が、三島駅を始発で発車する東京行こだま号です。
始発時間近くに三島駅の新幹線ホームに立っていると、サラリーマンの方が続々と乗車をしていきます。
しかも、始発ですから好きな場所に座って「らくらく通勤」です。
◆三島駅東海道新幹線上り平日時刻表(始・赤字)は、三島駅始発
時刻 | 三 島 駅 発 車 時 刻 | ||||
6時 | 始・26 | 45 | 始・56 | - | - |
7時 | 07 | 始・16 | 24 | 35 | 始・47 |
8時 | 始・01 | 11 | 29 | 始・52 | - |
首都圏での通勤時間は、1時間は当たり前、2時間以上でも珍しくはないというのが現状だと思います。
しかも、満員電車での通勤を考えると大変だと思います。
なお、所要時間は、新横浜駅まで34分、品川駅まで46分、東京駅まで53分です。
首都圏からの移住候補地、三島市
日本の地価は、諸外国に比べて高いと思います。
それは、国土が狭くて人口密度が高いから必然的にそうならざるを得ないところもあります。
人生を考えたとき、どこに居住を求め、どこで働くかは大きな問題です。
居住で問題になるのが、不動産です。
不動産の中で、新築一戸建て、中古一戸建て、分譲マンション、そして、賃貸物件など、どれを選択するのかも課題です。
特に、日常生活を送るのに便利な首都圏などにお住まいの方は、不動産の取得を考えたときは頭の痛い話です。
首都圏で仕事をされている方は、「仕事を変えずに移住できる」三島市などの静岡県東部地域は、魅力的な地域だと思います。
そこで、首都圏と三島市、沼津市の地価を比較してみましょう。
地価にもいろいろな種類がありますが、国土交通省の「公示地価」で比較したのが下表です。
平均公示地価の比較(令和2年:国土交通省)
都 市 | <㎡単価> |
さいたま市 | 205,700円 |
千 葉 市 | 120,800円 |
浦 安 市 | 285,700円 |
船 橋 市 | 151,900円 |
多 摩 市 | 184,400円 |
横 浜 市 | 231,600円 |
三 島 市 | 99,500円 |
沼 津 市 | 87,700円 |
このデータから判断すると、三島市の地価は都会の地価の約半分であり、「住むなら三島市、働くのは都会」が検討されてもいいと思います。
実際に、当不動産のお客さん様でも、都会から三島市へ移住をされた方がいます。
テレワーク等の働き方も変わってきており、職場に毎日行かなくても仕事を進められる環境も整備されてきています。
都会から地方へ移住するとき、ライフスタイルの「多様性」が決め手になると思います。
それは、スローワークであったり、自分探しであったり、通勤地獄からの脱却であったりと様々だと思います。
都会には全てのものがそろっており、確かに便利です。
都会で過した経験のない人は、都会の素晴らしさに憧れます。
しかし、都会で過した経験のある人は、都会での日常生活に疲れを感じている人も多いのではないでしょうか。
地方移住を考えた時、仕事をどうするかというのは大きなテーマでしょう。
この静岡県東部地域は、「仕事を変えずに移住できる地域」というのが、一つのアピールポイントです。
新幹線通勤等の条件はありますが、都会での仕事を続けながら地方への移住が可能な地域なのです。
日常生活は、環境の良い地方で、仕事は必要な時だけ都会へ!
こんなライフスタイルもあり得ると思います。
静岡県がUIターン促進リーフレット作成
静岡県は、東部地域のみならず、全県で移住に熱心に取り組んでいます。
静岡県では、県外在住者の方を対象にUIターン就職促進施策「30歳になったら静岡県!」のリーフレットを新たに作成しました。
本県に住んで働き続けるメリットを首都圏の暮らしと比較してわかりやすく分析したのが特徴です。
生活、仕事、自然・余暇、文化・芸術の各項目について、本県と東京都、神奈川県の違いを統計数値で分析しています。
住宅の広さや通勤時間の短さは本県に優位性があり、首都圏に比べてゆとりある生活ができるという一般的なイメージが裏付けられています。
地方に少ないと考えられがちな美術館や博物館、劇場なども10万人ごとの数では遜色ないことが分かりました。
一方、お金のシミュレーションでは、大卒初任給の水準は首都圏に比べて低いですが、物価が安く、出産費用や住宅価格が抑えられるため、生涯貯蓄は本県が上回る結果が出ています。
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