トヨタの未来都市「ウーブンシティ」いよいよ着工

トヨタの未来都市「ウーブンシティ」の鍬入れ式が2021年2月23日に実施されることになりました。

トヨタの未来戦略が、大きく動き出した形ですが、今はどのように展開されていくのか楽しみであります。

裾野市のトヨタ自動車東富士工場が閉幕

裾野市で半世紀以上に渡って地域経済を支えてきたトヨタ自動車の東富士工場が閉鎖され、東北地方に移転することになりました。

近隣自治体では雇用の大きな受け皿がなくなり、人口減や税収減などの大きな影響が懸念されています。

これから裾野市では、工場跡地に展開する先端技術の実証都市に期待をかけているところです。

ウーブンという言葉には「織り込む」という意味があり、人、モノ、技術、文化などがまるで織物のように合わさる様子を指しているそうです。

トヨタでは、リアルな未来都市「ウーブンシティ」の創設を裾野市に計画しています。

この計画は、2020年1月に、米ラスベガスで開催された家電・ITの世界最大級見本市で豊田章男社長が公開したリアルな近未来型実験都市のことです。

場所が、富士山麓の静岡県裾野市のトヨタ自動車東日本の東富士工場が閉鎖された跡地に建設されることになっています。

ウーブンシティには、150m四方の区間に整備され、車両や歩行者など地上交通と地下交通が効率良く運用されます。

そこでは、自動運転サービスカーの「e-Palette」や、トヨタがチームメイトテクノロジーと呼ぶ高度運転支援技術を備えた乗用車、また電動くるまいすや立ち乗り式移動体の歩行領域EVなどが、ウーブンシティ内とその周辺の移動手段として活躍する予定です。