静岡県東部の代表的な文化施設は、源頼朝ゆかりの三嶋大社や世界遺産に認定された韮山反射炉等の歴史感ある施設と共に三島市に歩行者専用としては日本一長いつり橋「スカイウォーク」が完成し、 富士山や駿河湾の絶景スポットとして脚光をあびています。
また、アウトレットショッピングモールのパイオニアである御殿場アウトレットや新鮮な魚介類で有名な沼津港等の生活に便利な施設も豊富です。
さらに、静岡県立静岡がんセンターや伊豆長岡順天堂病院など医療の面でも充実しています。
代表的な文化施設
頼朝ゆかりの三嶋大社
伊豆に流されていた源頼朝が源氏再興を祈願したことで有名な三嶋大社は、東海道に面した伊豆地方の玄関口に位置した場所にあります。
創建時期は不明ですが、奈良・平安時代の古書にも記録が残っているそうです。
三嶋大社は東海随一の神社とも言われており、歴史と風格を感じる神社として地域の人々に愛され続けています。
平成12年には、本殿が重要文化財に指定され、文化財としての価値がますます増えています。
三嶋大社は、静岡県東部地域の貴重な文化財の一つです。
めずらしい城、山中城
山中城は、北条氏によって築城された小田原城の支城です。
普通の城と違って、山城特有の畝堀や障子堀の構造が見て取れるめずらしい場所でもあります。
周辺は、三島市によって整備されており北条氏の築城方法を良く知ることのできる城跡となっています。
山中城は、北条氏政の代に豊臣秀吉との関係が悪化して、7万の豊臣軍に攻め込まれることになりました。
対して守りは3千の兵のため、猛烈な力攻めによって半日で落城したとのことです。
場所は三島市市街から箱根に向かう国道1号線の脇にあり、当時に思いを巡らせ、散策するのによい場所となっています。
韮山反射炉
江戸幕末期の代官だった江川英龍(坦庵)が手がけ、その子が完成させました。
反射炉とは、金属を溶かし大砲などを鋳造するための溶解炉で、韮山反射炉は、実際に稼働した反射炉として国内で唯一現存するものです。
反射炉は、銑鉄を溶かすために、千数百度の高温が必要となりますが、反射炉内部の溶解室の天井部分が浅いドーム形となっており、そこに炎や熱を「反射」させ、銑鉄に集中させることで高温を実現する構造になっています。
このことから、反射炉と呼ばれているということです。
代表的な生活施設
異国感覚のショッピングモール、御殿場アウトレット
国内最大の店舗面積を誇る「御殿場アウトレット」には、200以上の店舗があります。
ファッション関係から、スポーツ、インテリア、雑貨、キッズなど品揃えも豊富で家族で楽しめるようになっています。
店舗と通路は、北米の歴史ある街並み風となっており異国に行ったような感覚を味わえます。
この地域の人のみならず、中国、韓国などのアジア人や関東方面からも多くの人が訪れています。
各所に駐車場とシャトルバスが充実しており、車で渋滞する施設に直接行かなくても気軽に施設に行けます。
お店を廻るだけで、1日は充分かかります。
また、天気の良いときは富士山を近くに見ることができます。
新鮮な魚介類が楽しめる沼津港
三島市に日本一長い吊り橋「スカイウォーク」
三島の箱根山ろくに、日本一長いつり橋「スカイウォーク」ができました。
全長は400mで、つり橋からは、天気が良ければ富士山、駿河湾、そして三島市街の景色が楽しめます。
つり橋と言えば、スリルも味わえますね。
代表的な病院施設
もしもの時の静岡県立静岡がんセンター
静岡県立静岡がんセンターは、静岡県が運営する病院で、駿東郡長泉町の小高い丘に、美しい建物が建っております。
また、富士山が眺められる素晴らしい場所でもあります。
いろいろな病気の中でも「がん」は、だれもが避けて通りたい最大の病気ですが、ただ、いつ自分に降りかかってくるか予想が難しい病気でもあります。
もし、がんにかかってしまった時、この地域は静岡がんセンターを中心にネットワークが構成され、最先端の医療設備とスタッフによって治療していただける体制が整備されています。
近くに、最先端のがん専門の医療施設があることは、安心できる要素であることに変わりはありません。
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