新型コロナ感染症は、これまでの働き方や住まいのあり方に疑問を投げかけました。
住まいのあり方では、今まで「オールドタウン」と揶揄されてきた郊外の街や地方移住に注目が集まっています。
まさに、「都心で働き郊外に住む」という生活スタイルが、「テレワーク」という働き方の定着と共に普及してきそうです。
注目されるニュータウン
ニュータウンが注目される傾向は、コロナの感染を避ける目的やテレワークの増加で郊外を目指す「脱・都心」の動きの一つと見られています。
そもそも、ニュータウンは「都心で働き郊外に住む」という生活スタイルの象徴として1970年代にピークを迎えました。
その後、共働き世帯の増加などを受けた「都心回帰」や職場の近くに住むという「職住近接」などが人気になって、ニュータウンは低迷してきました。
ここにきて、都市郊外の立地や環境の良さがあり、お手頃感から人気がでてきたようです。
静岡県は地方移住も人気
新型コロナウイルス感染症の影響でテレワークが普及する中、首都圏から近い距離への移住ニーズが増えています。
そうした中で、静岡県が2020年の都道府県別移住希望地ランキングで初めて1位になっています。
静岡県は、静岡、浜松両市など適度な都市部と、東京にすぐに戻れる安心感があり、30、40代の家族のいる人も移住を嫌がらない傾向があるようです。
コロナ禍でのテレワークでは、「週1、2回の出勤で良くなると、テレワーク用の部屋が持てて時々、行き来できる、東京からほどほどの距離を希望する傾向が強くなっている。」ということです。
仕事を変えずに移住できる地域として、静岡県は最適の場所のひとつということだと思います。
静岡県の中でも、三島市等の静岡県東部地域は、自然満載、東京まで通勤可能、不動産価格も東京圏に比べて安いといった移住に最適な場所のひとつといえます。
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