段ボールベッドは、東京五輪の選手村で採用されたことで一躍話題になりました。
段ボールは、ベッドの他、棚や机などの家具として定着してきています。
技術の進歩で、組み立て式テントなど新たな用途も出てきているようです。
低床ベッドは使い勝手が良いと評判
知人の紹介で、高さ10㎝の段ボールベッドを使用しているある主婦は非常に満足しているということです。
以前は、床に布団を敷いて寝ていましたが、段ボールベッドに変えて起き上がる時の腰などの負担が少なくなって楽に起き上がれるという感想です。
通常のベッドでは高すぎて、少し怖いがこの段ボールベッドはちょうどよい高さだということです。
通気性も良くて、夏や秋雨の時期も湿気がたまりにくくて快適だということです。
簡単に持ち運びができるので、床の清掃も楽にできるということです。
段ボールベッドは、通常のベッドより小さく、避難所などの緊急時の使用が中心ですが、普段での使用も十分可能です。
1トンの荷重に耐えられるということで、一人暮らしの学生や単身赴任の社会人に人気だということです。
製作メーカーは、ベッドのサイズを自由に変えられるので、子育て家庭もうってつけと言っています。
使わない時は畳んで収納、処分も簡単
段ボールを活用した制作会社によると、段ボールを使って最初にヒットした製品は段ボール製のおもちゃだということです。
子供が成長するまでしか使わない、安くて安全といった点が高い評価を得たからだといいます。
その後、本棚やラック、収納用品など、家具をあまり増やしたくない学生や社会人から注目されるようになりました。
何せ、使わない時は畳んで収納でき、引っ越し時などの処分も簡単です。
段ボールは、粗大ごみではなく、資源としてリサイクルされるという強みを生かして、今後はアウトドア製品などにも利用が広がりそうです。
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