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三島駅南口「東街区開発事業」の現状

三島駅南口東街区再開発事業 静岡県東部地域情報
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この東街区開発事業は、令和2年11⽉の都市計画決定以降、「三島駅南⼝東街区市街地再開発準備組合」において、基本設計や資⾦計画作成などが進められている状況です。

令和3年10⽉時点の再開発事業の状況は、組合設⽴認可・事業計画認可に向けて、さらなる検討を進めている段階です。

三島駅南口の状況

下図は、現在の三島駅周辺の状況です。

赤い枠で囲われた場所は、「広域観光交流拠点」として、令和2年6月に開業した「富士山三島東急ホテル」になります。

三島駅南口東街区再開発事業のエリアは青い枠で囲われた約1.3haの区域が対象区域です。

三島駅南口開発事業

開発計画と配置図

現在の施設計画の配置図は下図のようになっています。

事業区域の西側に当たる赤い矢印で示した部分は、三島市がミサワホームに土地を貸し付けて実施する「定期借地事業区域」になります。

駅前広場に接続するエリアのため、E棟・F棟では、商業施設やホテルなどの機能の導入が計画されています。

事業区域の東側に当たる青い矢印で示した部分は、都市再開発法に基づく「市街地再開発事業区域」になります。

ここは、住宅や商業、公益施設の導入を予定するA棟、住宅や商業施設を予定するB棟とD棟、立体駐車場となるC棟が計画されています。

それぞれの建物はデッキで接続され、駅前広場(定期借地事業区域)から、東方向・南東方向に通り抜けることができる計画になっています。

また、道路沿いの商業施設は、この街区内の高低差を上手く活かして、南の歩道側からも、北の歩行者デッキ側からも出入りが可能なメゾネット式の店舗が検討されています。

さらには、高さのあるタワー棟(A棟)を区域全体の中央部に配置することで、建物の高さによる圧迫感を軽減する配置計画になっています。

三島駅東街区再開発計画

市民意見による用途別面積の推移

⽤途別の⾯積表は下図のとおり(東街区全体の合計︓定借+再開発)になっています。

開発コンセプトや都市計画決定の内容を踏まえ、三島市民の意⾒を伺いながら、導⼊機能の検討を進めているようです。

三島駅南口東街区用別推移

想定スケジュール

今後の想定スケジュールは、下表のようになっています。

2021年度末での組合設立認可・事業計画認可を目指して事業を進めており、認可後は実施設計業務に着手することになっています。

その後、権利変換計画認可を経て、解体工事・建築工事の着手を予定しており、竣工は2026年度中となっています。

三島駅南口東街区開発スケジュール

 

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