2021年度に行政の支援制度を利用して県外から静岡県へ移住した人は、前年度比470人増の1,868人になりました。
この人数は、過去最多を更新しました。
20~40歳代の子育て世代が移住者全体の8割超を占めており、特に首都圏へのアクセスが良い三島市等の静岡県東部地域が人気を集めています。
移住者の状況
移住者(世帯主)の年代別内訳では、30代が最多で34.7%、次いで20代が31.2%、40代17.2%となっています。
市町村別では、三島市が171人で最多となっています。
三島市では、住宅助成制度が充実しており前年度の3.5倍と大きく増えています。
続いて、富士市162人、静岡市158人、浜松市128人と、新幹線停車駅の各市が上位にを占めています。
やはり、コロナ禍でテレワークが浸透したことも一因としてあるようです。
移住相談件数も増加
静岡県と各市町が対応した移住相談件数も11,641件と過去最多となりました。
静岡県の担当者は、「首都圏と異なるライフスタイルを望む人に静岡県を選んでもらえるように、県全体で支援していきたい」と意気込んでいます。
この統計は、県や市町の移住相談窓口や移住促進事業を使って静岡県に移住した人数をカウントしているので、制度を利用していない移住者は実際には更に多い可能性もあります。
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