供給処理施設は、別名「ライフライン」とも呼ばれ、生活していくうえで欠かせない施設です。
供給処理施設には、電気、ガス、上水、下水などの施設があります。
求めようとしている不動産に、これらの施設が整備されていない場合は、その整備の見通しとその整備についての負担が必要なのかも調べる必要があります。
供給処理施設
供給処理施設は、水道・下水道の公共事業と、ガス・電気の民間事業に分類されますが、いずれも公益事業の施設となり、利用については負担金がかかる場合が多くみられます。
施設については、どんな種類を利用しているか、道路と敷地の関係がどうなっているかということがポイントです。
新たに利用する場合や、利用者の変更の場合には、負担金や工事費がかかる場合がありますので注意が必要です。
下水関係
不要なものとして排出される水を下水といい、雨水と汚水とで構成されます。
雨水は、降雨等によって地表に滞留する水であり、汚水は水洗便所から排出される排水、台所や風呂場から排出される生活排水、事業場からの産業排水などがあります。
下水道には、汚水と雨水とを別々に排除する方法である分流式によるものと、両者を同時に排除する方法合流式によるものとの2つの種類があります。
一方、下水道の完備していない区域のエリアでは、浄化槽を必ず設置して、し尿や生活排水を浄化してから、雨水管へ放流しなければならないとされています。
(1)公共下水 (2)浄化槽 (3)その他 について調べます。
上水関係
公設管は維持管理を行政又は公共団体が行い、維持管理についての費用負担は発生しません。
私設管は維持管理を所有者が行い費用負担が生じる場合があります。
(1)公営水道と口径 (2)私営水道と口径 (3)井戸水 (4)その他 について調べます。
ガス関係
(1)都市ガス (2)プロパンガス (3)その他 について調べます。
電気関係
(1)電力会社と契約アンペア について調べます。
供給処理施設は、生活に直結した大事な施設ですのでしっかり調査したいものです。
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