介護を受けずに自立して生活できる健康寿命が、静岡県は全国で男性2位、女性1位という健康な県です。
しかし、三島市は三島コロッケ等の名物があり、揚げ物を好む風土が影響しているのか、健康指標では静岡県内では中位に位置しています。
三島市健康づくり計画の策定
三島市は、東京から新幹線で約40分、関東圏への通勤者や移住者も増加しています。
こうした地域性を生かして、「健康とにぎわいでブランド力を一層引き上げる」戦略が注目を浴びています。
2015年には、「健幸塾」という無料で体重や体脂肪を測れて運動指導も受けられる塾を市役所の近くに開設されました。
また、会費を納める有料会員には、歩数や消費カロリーがわかる小型機器を貸与してもらい、体の変化をウェブ上で一括管理できるようなシステムも新設しました。
多くの市民の注目を浴びて、入会する方が増えています。。
また、「健幸塾」周辺のお店では、健康機器大手のタニタの栄養士が監修したランチを提供して好評を得ています。
メニューは、野菜をふんだんに使ったものが基本で、カロリーも控え目になっています。
各店が異なるメニューを提供して、女性からも注目されています。
また、シニアを中心にしたノルディックウォーキングのコースも人気になっています。
市街地に出てくると、知らぬ間に健康になる仕組みが整備されつつあります。
従来型の健康づくり施策はシニア向けが中心でしたが、人口減対策と健康対策の同時施策には期待したいところです。
三島市の健康都市宣言
健康都市宣言(平成元年9月19日)
健康は市民がしあわせになるための基本であり、活力溢れる充実した生活を営むための最も大切な財産です。
このかけがえのない財産を守り、市民こぞって健康づくりを進めていくため、三島市は、ここに「健康都市」を宣言するとともに、次のことを提唱し、その実現に向けて邁進します。
2 家庭では規則正しい生活をし、進んで健診を受け、健康という財産を守りましょう。
3 快適な環境をつくり、だれにでも誇れる健康都市三島をつくりましょう。
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