10月から消費税が引き上げられました。
増税対策のひとつとして設けられた「次世代住宅ポイント制度」を利用しましょう。
既存住宅(中古住宅)を買ってリフォームする場合には、最大60万ポイントが用意されています。
新築に比べて有利な面もあるので、既存住宅を購入してリフォームを検討中の方はチャンスかもしれません。
次世代住宅ポイント制度
新たな「次世代住宅ポイント制度」は、2019年4月以降に建築請負契約を行い、消費税が10%になる2019年10月以降に引き渡しを受ける物件が対象になります。
新築物件の場合、エコ住宅、長持ち住宅、耐震住宅、バリアフリー住宅のいずれかにあてはまる場合が対象になります。
一戸当たりのポイントは30万ポイント(30万円相当)で、長期優良住宅などはポイントが加算されて、35万ポイントになります。
これに対して、リフォーム工事の場合は工事種別によってポイントが決まっており、一戸当たりのポイントの上限が30万ポイントです。
たとえば、バリアフリー改修の手すり設置は1か所で0.5万ポイントですから、5か所で2.5万ポイント、段差解消は1か所で0.6万ポイントですから、5か所で3万ポイントと加算していくことができ、上限が30万ポイントになります。
リフォーム工事のポイント数
各リフォーム工事によるポイント数は下記のとおりです。
リフォーム工事種別 | ポイント数 |
断熱改修(内外窓、ガラス) | 0.2~2万×個所数 |
断熱改修(ドア) | 2.4,2.8万×個所数 |
断熱改修(外壁) | 5,10万 |
断熱改修(屋根・天井) | 1.6,3.2万 |
断熱改修(床) | 3,6万 |
エコ住宅設備(太陽熱利用等) | 2.4万 |
エコ住宅設備(節水型トイレ) | 1.6万 |
エコ住宅設備(節湯水栓) | 0.4万 |
耐震改修 | 15万 |
バリアフリー改修(手すり) | 0.5万 |
バリアフリー改修(段差解消) | 0.6万 |
バリアフリー改修(廊下幅等拡張) | 2.8万 |
バリアフリー改修(ホームEV設置) | 15万 |
バリアフリー改修(衝撃緩和畳の設置) | 1.7万 |
家事負担軽減設備(ビルトイン食器洗機等) | 1.8万 |
家事負担軽減設備(掃除しやすいレンジフード) | 0.9万 |
家事負担軽減設備(ビルトイン自動調理対応コンロ) | 1.2万 |
家事負担軽減設備(宅配ボックス) | 1万 |
リフォーム瑕疵保険の加入等 | 0.7万 |
若者・子育て世代の住宅購入と100万以上のリフォーム | 10万 |
(注)ポイント発行申請の受付期限は、2020年3月31日とされていますので、該当される方は緊急に!
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