テレワークで広がる「住み替え」

住み替えの理由は、就職、転職、結婚、出産、退職などのライフステージの変化のほか、生活パターンや価値観などによるライフスタイルのチェンジ、住み心地の向上等々、多様な状況で生じます。

新型コロナをきっかけにして、テレワークという働き方が浸透し、住まいのあり方にも影響を与えています。

テレワークを前提に「住み替え」

東京では、人口の流出が進み、転出者が転入者を上回る月が続いているそうです。

転出先は、神奈川や千葉、埼玉など東京近郊が多いということです。

少し郊外に行くだけで、住環境も良くなり、東京より広い住宅に住むことが可能になるなどが人気の背景にあるようです。

こうした背景は、コロナの影響でテレワークが働き方の一つとして定着してきたことが大きい要素です。

通勤が無ければ、職場の近くにあえている必要はありません。

職場に行く頻度にもよりますが、月に数回の出勤であれば地方への移住も考えてもいいのかもしれません。

現在の持ち家を売却して住み替える場合、「売買のタイミングを合わせたい」と専門家はアドバイスしています。

売却する場合は、ネットで売価客額の相場を調べ、宅建業者に見積もりを依頼します。

相場を知っておくことによって、購入する物件のメドが立つことになります。

売却から購入、引っ越しに半年はかかることが通常ですので、余裕をもってやることが満足できる住み替えにつながるようです。

どのような暮らし方をするのか、具体的にイメージしてから住宅を探すようにしたいものです。

趣味のある人は、趣味を優先して探すことによって満足する住み替えが実施できることが多いようです。