東京都世田谷区にある賃貸マンションでは、2棟のうち1棟30戸が敷地を含めて全面禁煙になっています。
このように敷地内全面禁煙にした賃貸物件が増えてきています。
オーナーは、入居者を非喫煙者に絞ると空室が出るのではと心配もするようですが、どうも結果は逆のようです。
このように、敷地内全面禁煙の賃貸物件が増えてきて、人気を集めてきています。
非喫煙者の苦痛
賃貸物件に入居した30代のある女性は、隣人がベランダで吸うタバコに悩まされてきたということです。
窓を開けると、タバコの煙が入ってくるので開けられないし、洗濯物にも臭いが付くと困っていました。
その時、敷地内全面禁煙の賃貸マンションを知り、早速引っ越しを決意しました。
喫煙者は全体の2割未満
喫煙者が全体の2割未満に減っています。
これと共に、全面禁煙にしている賃貸物件は徐々に増えてきています。
全国の敷地内禁煙マンションなどを検索できるホームページでは、常時1,000件以上の賃貸物件が掲載されているサイトもあります。
既存の賃貸物件を禁煙にするのは、喫煙者の同意が得られる可能性が低いと思われます。
そのため、このような敷地内禁煙賃貸物件は新築物件がほとんどだということです。
敷地内全面禁煙の物件は、全体から見ればまだ少ない状況ですが、確実に求められているようです。
オーナーにも、壁が汚れにくく、火災のリスクも減るなど、メリットは大きいようです。
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