三島市は、経緯度では市役所が東経138度55分、北緯35度6分、海抜24.9mに位置する処になります。
東海地方といわれる地域の東端に当たり、箱根を越えると関東地方になります。
古くは東海道の宿場町、三嶋大社の門前町として栄え、現在では国道1号と伊豆半島の中心部を通る国道136号が交差する位置でもあります。
三島市は、過去から現在まで静岡県東部地方の交通の中心地として重要な役割を担っています。
三島市の人口、世帯数
2022年3月31日現在、人口は107,923人、世帯数49,919世帯となっています。
男性が52,158人、女性が54,409人で、前年同月比、男女合計で865人減です。
ただ、世帯数は149世帯の増加となっています。
日本全国どこでもそうですが、人口減をいかに少なくして、特に若い世代に注目して頂けるかが課題として挙げられます
三島の交通
神奈川県から国道1号線を通って、箱根山を下ったところが三島市です。
国道1号線は、市内中央を東西につらぬき、国道136号線も二日町を起点とし、御殿場に通ずる道路もここから延び、それぞれ南北の幹線道路になっています。
国道136号線は国道1号線より分かれ、三嶋大社前を起点とした旧下田街道とは函南町の蛇ヶ橋前で接続して、伊豆の南端下田に通じていて伊豆半島の重要な交通路の一つとなっています。
三嶋大社の西を北上する県道三島・裾野線は、沼津を出た国道246号線に合流し、神奈川・東京方面に通じています。
三島市は、国道1号線と伊豆方面への幹線道路である国道136号線と分岐点であるため、伊豆・箱根という世界的な観光地に通じる道路になっています。
三島は、交通の要地として役割が高まっていくものと思われます。
三島の水
三島市内には、富士の雪解け水というきれいな地下水が、富士山の噴火で流れ出た溶岩流の間からわき出ています。
この溶岩の下には豊富な地下水があり、飲料水、工業用水としてもっとも適していて、実際に利用されています。
この地下水は、水温が年中15℃前後でかんがい用水としてはあまりにも冷たいので温水池も作られました。
駿東郡清水町にある柿田川もこの富士の雪解け水になります。
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