不動産の売買契約書を作成するには、決めておくべきことがいくつかあります。
決めておくべきことを、知っておきましょう。
不動産の売買契約書をスムーズにやるには?
ifudousan
融資や境界等に注意してください。
「売買契約書」の3つのポイント
売買契約書は、次の3つのポイントを決めておかないと作成ができません。
- スケジュール
- 手付金などの支払額
- 融資特約を付ける場合は、金融機関名と金額
スケジュール
スケジュールは、取引手続きの流れの中で、どの業務にどの程度の日数がかかるかがポイントになります。
特に、買主が行う融資手続きと売主が行う測量や隣地境界の明示の2つが大きなポイントになります。
不動産によっては、建物の解体や占有者の立ち退きといったこともポイントになることもあります。
融資承認までの期間
居住用不動産の場合、本審査で融資承認されるまで概ね2週間程度はかかります。
金融機関によってはもう少し短期間で融資承認となることもありますが、余裕をみて1か月程度は見ておいた方がいいと思います。
買主の方の勤続年数が非常に短いとか、自営業者の場合はさらに時間がかかる場合もあります。
また、自動車ローン等を組んでいて、残債が相当額残っている場合などはさらに注意が必要です。
測量や境界の明示義務
道路や水路との境界の場合、管理者である国県市町の官民立ち合いが必要になりますが数か月かかることもあります。
隣地との境界では、隣家が境界確認に立ち会ってくれるかのほかに、空き地で所有者がわからないことも想定しておかなければなりません。
手付金の相場は
居住用物件の手付金は、100万円以上もしくは売買金額5~10%のどちらか高い方が相場になります。
買主の方に手持ち金がなくて用意できない場合は、それ以下になることもあります。
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