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既存マンションの方位や階層で価格はどのくらい違うのでしょうか?

マンションの評価(階層と方位) 不動産評価

既存マンションの購入を検討する時、同じ間取りでも方位や階層でどの程度の価格差が生じるのでしょうか。

新築マンションの場合、同じ間取りでも階層の違いや方位の違いで価格差を付けて売り出されているので価値の違いが明確です。

それでは、ある中古マンションをモデルにして方位と階層の違いで価格差を見てみたいと思います。

階層と方位以外の間取りや周辺環境等は、全て同条件として計算します。

モデルマンションの設定

基準価格1,960万円
総戸数90戸
構造規模RC9階
基準階5階
主な開口部の方位東南

モデルとして想定したマンションは、5階に存在して、主要開口部の方位は東南向きです。

階層による価格の違い

階層価格
1階1,921万円
2階1,931 〃
3階1,941 〃
4階1,950 〃
6階1,970 〃
7階1,980 〃
8階1,990 〃
9階1,999 〃

このモデルだと、階層が1階違うごとに約10万円(約0.5%)の価格差になります。

 方位による価格の違い

方位価格基準との価格差
1,862万円 98万円
西1,764 196〃
1,764 196〃
1,666 294〃

このモデルは、主要開口部が東南向きで価値は最も高い方位になっています。

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