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東京都の人口が「転出超過」に転じる

東京都が転出超過最近の動き

日本の人口は、2008年をピークに減少しています。

その中で、東京都への人口流入は続き、東京圏では2019年148,783人転入超過でした。

この内、15~29歳の比率が約9割を占めていました。

全国の大学の約41%が集中していることが大きいと言われています。

ただ、この傾向が変わってきているようです。

東京から軽井沢への移住が

新型コロナの影響で、将来の定住先として軽井沢に物件を求める人が多いということです。

軽井沢の物件を購入したある方は、「現在は8割が軽井沢、2割が東京」という2拠点生活をしていますが、仕事への影響はほとんどなく、もっと早く来ればよかったと言っているそうです。

軽井沢は、都市での生活に疲弊し、自然に囲まれた暮らしを求める移住者の方を吸い寄せてきました。

テレワークの普及など働き方や暮らし方のあり方を根本から見直させたコロナ禍は、この流れを加速させています。

東京圏からの移住

総務省の人口移動報告によると、2020年4~9月の半年間で東京都の人口は転出が転入を5,500人上回りました。

オンラインで実施された地方移住相談会は、かつてないほどの盛況だったということです。

現在、東京都民の移住先は、神奈川県や長野県など200㎞圏内に留まるのが現状のようです。

専門家によれば、地方も人口を増やそうとするばかりで、都市的な文化や芸術を醸成して、町の持続性を考えるような施策が必要だと提言する方もいます。

コロナ禍が産んだ新しい生活様式は、地方にとってみれば活性化に向けたチャンスと言えると思います。

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