スマホのアプリで住所と名前、預けたい段ボール箱の数などを入力すると、専用の箱が宅配便で届きます。
預けたい荷物を箱に詰め、アプリで手続きすると宅配業者が箱を取りに来て倉庫に届けるシステムになっています。
預けた荷物が必要な時は、アプリで手続きすると、宅配業者が自宅まで届けてくれます。
箱ごとでも、箱の中の1点だけでも取り寄せられるということです。
住宅の狭さと宅配型収納サービス
首都圏などで、宅配型収納サービスが広がっている背景には住宅が狭くなっていることも背景にあるようです。
国土交通省によると、2018年度の着工新設住宅1戸当たりの床面積は80㎡で、1999年度から17㎡も減っています。
首都圏の新築マンションの専有面積も狭くなっています。
利用者の8~9割は、都市部の集合住宅の居住者だということです。
利用者数も預かる箱の数も右肩上がりで増えている状況だということです。
郊外から都内に引っ越してきたある会社員の方は、部屋が狭くなったためスキーウェアや靴、手袋などを預けてシーズンになったら取り出すということです。
毎月保管料はかかりますが、それでも広い部屋を借りるよりも安上がりだということです。
収納サービスの内容
保管料は、箱の大きさや写真撮影の有無などで異なってきますが、1箱で月額数百円ほどだということです。
預ける際は無料のところがほとんどですが、取り寄せる際は有料のところが多いようです。
預けた荷物を1点ずつ撮影してもらえるサービスもあります。
撮影しておくと、いつでもアプリで写真を見られるので、取り出す荷物を探したりする際に便利だということです。
不用になった品物を、ネットオークションに出品してくれるサービスをする会社もあるということです。
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