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「自立のための3歩の住まい」とは

高齢者の住まい 最近の動き

静岡県は、ファルマバレープロジェクトという計画に基づき、「世界一の健康長寿県の形成」の実現に向けて研究をしています。

この計画では、「ものづくり」「ひとづくり」「まちづくり」「世界展開」の4つの視点から、各種施策を推進しています。

このたび、高齢者が可能な限り自立して暮らすことのできる理想の住環境の提案として、「自立のための3歩の住まい」を開設し公開することになりました

20年後の高齢者の居室

人生100 年時代においては、老化が進んで健康寿命の尽きた高齢者の居室がどのようにあるべきかが課題になってきます。

このことは、極めて切実な問題で各住宅メーカーもそれぞれに住まいのあり方をいろいろと提案しています。

しかし、それらの多くは健康的な家族の住まいが基本となっています。

老いは個別であり、もはや家族の住まいではなく、自分の力で一日でも長く自立して過ごすことのできる住まいが求められているといえます。

ファルマバレープロジェクトでは、これからの20年先を見つめ、新しい高齢者の住まいのあり方であるモデルを提案しています。

ファルマモデルルーム

モデルの起点は、ベッドになっています。

ベッドが寝る場・休む場から、多くの時間を費やす暮らしの場と位置付けています。

また、トイレと浴室は、ベッドで自立的な暮らしを営み、ベッドからトイレや浴室に自分の力で行けることに着眼しています。

そのために、3歩の距離にすべてを配置することが重要になってくるということです。

【特徴】

  • ベッドから浴室・トイレを極限まで近づけ、移動の負担軽減に配慮した設計
  • 浴室は 浴槽を置かず、高機能シャワーを設置することでコンパクト化
  • トイレ、洗面台とともに一直線に配置することで、動線をシンプル化
  • 「抗菌、消臭、抗ウイルス、抗アレルギー」仕様の新素材を活用
  • 気になるニオイを 分解・脱臭するナノイー発生機を完備
  • 手をかざすだけで、操作できるタッチレスの洗面台
  • 寝姿勢から立ち上がり姿勢まで 4つのポジションに変形する介護用電動ベッド
  • ベッドは、キャスター付きで設置場所を選ばす自由にレイアウトが可能 等

自立のための3歩の住まい

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