国土交通省などが整備を進めてきた中部横断自動車道の静岡―山梨間が8月29日に全線開通しました。
これで、南北の大動脈が繋がり、新東名高速道路、中央自動車道と直結します。
今後、物流や観光などの追い風になることが期待されています。
静岡県と山梨県へのアクセスが便利に
国土交通省によると、静岡市から甲府市内への移動時間は全線開通で約20分短縮されるということです。
実際に走ってみて感じたことは、トンネルが多いこと、片側1車線なので遅い車がいると追い抜けないこと、事故等があったら大渋滞になるのではという心配がありました。
ただ、三島市から長野県諏訪市まで何回か用事で出かけることがありますが、今まで新東名⇒河口湖⇒中央高速を利用していましたが、新東名の清水からこの中部横断自動車道を使った方が、距離的にも時間的にも有利な気がしました。
物流、観光への発展
全線開通による物量効率化への期待は高まっています。
静岡県が地元の物量大手企業は、山梨県や長野県、東京都多摩地域などにも商圏が広がると期待しています。
国土交通省は、中部横断自動車道の開通を見据えて静岡県の清水港を農水産物の輸出拠点に認定しています。
清水港内に農産物の鮮度を保つ適温管理が可能なコンテナのための電源供給設備の開設への支援をしています。
横浜港への搬送時間よりも清水港に搬送する方が短くなる利点もあるので、今後の発展が期待されています。
また、富士山を中心に観光への利便性も期待されており、観光振興の面でも期待が大きいです。
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