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がけ地にある不動産と移転の場合の補助

がけ地不動産移転補助金 不動産の情報

がけ地とは、傾斜が急なため通常の用途に供することができないような土地で、一般には傾斜度が30度以上のものを指していますが厳密な定義はありません。

不動産鑑定や資産課税において土地を評価する場合には、対象となる土地に占めるがけ地の割合に応じて評価額を減価する補正が適用されています。

がけ崩れとその対策

がけ崩れは、地中にしみ込んだ水分が土の抵抗力を弱め、雨や地震などの影響によって急激に斜面が崩れ落ちることをいっています。

がけ崩れは、突然起きるため、人家の近くで起きると逃げ遅れる人も多く、死者の割合も高くなってきます。

がけ崩れ対策としては、法面の整形、落石防止網、落石防止柵、モルタルの吹き付け工事などが行われています。

日本という狭い国土の中で、約1億人以上の方が生活する我が国では、多くの人が危険ながけ地に隣接して居住せざるを得ないという状況にあります。

山地の丘陵地は、もちろん、都市山麓部や海岸にも危険ながけ地が多くあります。

がけ地近接等危険住宅移転事業(三島市の例)

危険な「がけ」に接して建っている住宅を撤去し、安全な場所に移転する場合に、その費用に対して補助を行う制度です。

対象となる住宅

次のいずれかの要件を満たす住宅

1.危険ながけ(高さ2m以上で、斜度30度以上のがけ)に接していて、昭和29年3月31日以前に建設さ

れた不適格住宅

2.災害危険区域内にあり、急傾斜地崩壊危険区域整備等、他の補助事業の対象にならない不適格住宅

3.土砂災害特別警戒区域内にあり、区域の指定により不適格となった住宅

4.危険ながけ地や災害危険区域及び土砂災害特別警戒区域内にあり、建築後の大規模地震、台風等により安全

上の支障が生じ、県知事又は市長が是正勧告等を行った住宅

補助の内容

除却費等

住宅の取り壊し等の費用に、1戸当たり80万2千円を限度に補助されます。

建物助成

金融機関からお金を借りた場合、その利子(年利8.5%を限度)に対し、次の額を限度として補助されます。

1.移転先の土地を買うための場合 206万円

2.移転先の敷地造成をするための場合 59万7千円

3.移転先の住宅を建設(購入)するための場合 457万円

詳しくは、三島市 計画まちづくり部建築住宅課

電話番号:055-983-2644 まで

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