国では、「建築物省エネ法」において、住宅の省エネに関する基準を定めています。
住宅の省エネ基準は、次の二つがあります。
2つの省エネ基準とは
外皮性能(外皮とは、住宅の屋根や外壁、窓などのこと)
屋根や外壁、窓などの断熱の性能に関する基準です。
一次エネルギー消費量(空調、給湯、照明などの設備性能と太陽光発電などの創エネ性能)
住宅で使うエネルギー消費量に関する基準です。
住宅の省エネ基準における地域区分
日本は寒冷地と温暖地の差が大きいため、基準値が 8 区分された地域ごとに定められています。
日本は、東西に長く地域によって気候は大きく違います。
夏よりも冬の方が冷暖房エネルギーが必要になってくるため、1地域区である北海道に近いほどエネルギー消費量が大きく、8地域である沖縄県に近いほど小さくなっています。
省エネランク(BLES)
「BELS」とは、建築物の「省エネルギー性能」を表示する第三者認証制度で、すまいの省エネ性能が一目でわかるものさしになっています。
断熱性能やエネルギーの消費量を計算し、省エネ性能のランクに応じて 5 段階の星マークで表示されます。
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