土地には、宅地や農地など用途によっていろいろな種類があります。
このため、用途や目的に応じて異なる種類の価格を用いることになります。
土地の価格の種類

蒼汰
土地の価格の種類にはどんなものが?

ifudousan
土地の価格の種類には主に下記のような種類があります。
①実勢価格
現時点で買い手がつく可能性が高い価格で「時価」になる。
②公示地価
土地取引の指標となる。毎年1月1日を基準とした価格。
実勢価格の9割程度だと言われている。
③相続税路線価
相続税や贈与税の算定に使用される価格。
公示価格の8割程度だと言われている。
④固定資産税評価額
固定資産税や不動産取得税等の算定に使用される価格。
公示価格の7割程度だと言われている。
実勢価格の算出方法

蒼汰
土地を売りたい場合の価格は?

ifudousan
不動産会社は査定した実勢価格に売手の希望価格を
加味する場合が多いので、売出価格が必ずしも
実勢価格を示しているとは限りません。

蒼汰
実勢価格はどうやって決めるの?

ifudousan
不動産鑑定士は、実勢価格を算定する時は、
取引事例比較法、原価法、収益還元法、開発法
といった査定方法で評価しています。
例えば、居住用物件では取引事例比較法による
周辺の過去の取引事例に基づいて算出されること
が多いです。
公示地価等とは

蒼汰
公示地価等を調べるには?

ifudousan
公示地価は、地価公示法に基づき、毎年1月1日を
基準とした土地の価格を3月に公示するもの。
公示地価は、国土交通省のHPでも確認できます。
その他、下記をクリックしてください。
公示地価 ⇒ 不動産情報ライブラリ
相続税路線価 ⇒ 路線価図
固定資産税評価額 ⇒ 全国地価マップ
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