三島市は、富士山の噴火で流れた三島溶岩流があります。
富士山等で降った雨や雪が、この溶岩流の中を流れ湧水となって湧き出ています。
この湧水の清流にしか生息していないのが、「ミシマバイカモ」です。
花子
ミシマバイカモを見たいですが。
ifudousan
花が咲いているのは春から初夏です。
ミシマバイカモ
ミシマバイカモは、キンポウゲ科の水生植物で、きれいな清流の水の中で緑色の細くきれいな藻と直径1cmぐらいの梅の花に似た白い可憐な花を咲かせます。
花は、5月から9月にかけて多く咲きます。
三島市楽寿園の小浜池で発見されたので、この名前がつきました。
一時は、地下水のくみ上げによる減少に伴い、絶滅したと思われました。
自然環境で現存するのは柿田川のみであり、楽寿園で見られるミシマバイカモは柿田川より移植されたものである。
現在、自然保護団体等により、保護育成活動が続けられています。
ミシマバイカモが育つ水辺環境を永遠に受け継ぎたいものです。
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