中古マンションを購入して、リフォームする！

新築分譲マンションの価格が高騰する中、価格が比較的安い中古マンションを購入して、リフォームする世帯が増えているということです。

希望の間取りを実現できるのが利点ですが、給排水管の老朽化具合などをチェックするなど注意すべき点も多いようです。

中古マンションの成約戸数が新築を上回る

専門の資料などによると、首都圏の新築マンションの発売戸数は減少していますが、販売価格は高騰しているのが実情です。

そうした中、首都圏の中古マンションの成約戸数は2016年から2021年まで新築マンションの発売戸数を上回って人気があります。

中古マンションの中には、駅近くの好立地で広い間取りの物件も多く、30～40代の子育て家族で人気が高いということです。

専門家によると、築年数や維持管理の仕方にもよってきますが、築30年を経過したマンションでは床下や壁の中を通る給排水管や配線が老朽化しているケースが多いということです。

水廻りの交換だけでは心配な場合は、床や壁を一度取り壊して給排水管や配線も新しくすると安心して長く住めるようになるとアドバイスしています。

リフォームの見積りは、複数の業者に依頼して比較するようにしましょう。

中には、窓や玄関などがマンションの共用部分となっていて、マンション管理規約で位置変更や交換が禁じられていることもありますので事前の調査は欠かせません。

また、規約で防音のため床のカーペット等に指定があったり、フローリングの遮音等級が決まっている場合もありますので、業者に管理規約を確かめてもらうことも必要です。

マンションは、構造的な問題で柱や配管が希望通りにいかないこともありますので、事前の調査はどうしても必要です。